歯周病ってどんな病気なの?
歯茎から血が出る、口臭が気になる、歯がぐらぐらする。
これらの自覚症状がある方は、歯周病の可能性があります。
進行すると歯を喪失するかもしれません。
歯周病ってどうしてなるの?
わたしたちの歯と歯茎の境目には、健康時で3mm程度の溝(歯周ポケット)があります。
磨き残しがたまると、その溝の中で歯周病菌が、歯茎を腫れさせて、歯の周りの骨を溶かしていくことにより、進行していきます。
いつも歯磨きしているはずなのに歯周病になってしまうことがあるのはどうして?
この疑問をもたれる方は案外多いかもしれません。
歯磨きって実際はすごく難しいです。
磨いてるつもりでも磨けていない箇所が、実はほとんどの方にあると思います。
わたしたちは、歯周病の治療をすすめる上で、患者様それぞれの磨きにくい箇所を見つけだし、どうしたら磨きやすくなるかを一緒に考えていき、歯周病予防につなげたいと思っております。
全然、自覚症状がないから、歯周病の心配はない?
いえ、初期の歯周病は気づきにくいこともおおいです。
自覚症状がなくても歯茎の検査を行い、歯周病があった場合、早期に対応したいです。
何十年後にも自分の歯が残せたら素晴らしいことですね。